スタッフの一日
種付け担当の一日
業務開始
精液チェック
人工授精用の希釈精液の状態を顕微鏡で確認し、精子に活力があるかを検査します。
種付け 12腹
わが社は全て人工授精です。見せ雄という性フェロモンを出す雄豚を通路に出し、発情が来そうな母豚と柵越しに接触させます。
母豚が「許容」と言って動かない状態になると、交配時期になりますので、排卵時期を計算して人工授精を行います。
給餌
母豚600頭に一斉に餌を与えます。自動で貯めておいた餌を飼槽に一斉に落とします。
行儀悪く餌を食べる母豚もいますので、餌をほうきで飼槽に入れなおしながら見回りも行います。一頭一頭観察しながら、食欲のない母豚やケガをしている母豚がいないかを確認します。
背脂肪測定
母豚が餌を食べてリラックスしているうちに妊娠の確認を鑑定機で行います。
母豚移動
妊娠の確認が出来たものを妊娠エリアに移動してあげます。
お昼休憩
休憩室でご飯を食べます。今日の仕事の進み具合や連絡なども行います。
廃豚出荷 4頭
お産を沢山してくれ、体力的に次のお産が出来なくなった母豚は出荷してお肉になってもらいます。可哀想ですが、これも豚の運命です。最後まで大切に育ててあげます。
ワクチン接種
母豚が病気にかかっても軽症で済む様に、それぞれの病気のワクチンを打ちます。
小休憩
種付け 13腹
見回り
データ記入
今日一日の記録をデータ管理する為に記録します。
終了
日報を書いて、シャワーを浴び、着替えて退社します。